問題文=患者

試験の問題解く勉強をする際に消えつけたいなと思っていることを書きます。

これまでも何回か言及してきてますけど、一般的な国試の勉強だけでは不十分な気がするこの頃です。
そんな中ふと気づいたのは、僕なりに漠然と感じていた実臨床と学生の差を、時間軸という一つの軸で整理してみると、一つのことに気づきました。
それがこの項目にもある
  「問題文=患者」
ということです。
「問題文=患者」と思って国試の問題解くことの大切さを何人かの大学の先生が訴えてこられましたが、それは単に感情論なだけではなく、

実際に症状を訴えられる患者さんがやってきて、どんな症状を訴え、それはいつからで、その症状は視覚的にどう見えるか、診断の際、まず先に考える必要がある見逃してはいけない疾患は何か、性別や年齢で頻度の高いcommonな疾患は何か、関係する珍しい疾患は何かを鑑別にあげ、診断するためにどんなことを聞くべきか、どんな身体所見を・検査を取ればいいか、そして診断がつけばどのような治療が必要で何を気をつけるべきか、などなど(挙げればキリがないでしょうが)という


現場でのプロセス・ストーリーに直結するからなのだと思いました。日頃から「問題文=患者」という意識をもって学習し問題を解くことで「できレジ」に近づくのかなと思って、ますます一人でにモチベーションが上がっている今現在なのです!
ただ、問題文にはある程度時間の流れに沿って、ストーリーが書いてありますが、実際の検査の手技にかかる時間や難易度や検査の感度・特異度や患者さんの症状の視覚的情報全て、治療行為に必要な時間などまで書いてるわけではありませんのでリアリティーが欠けるとは思います。

今は動画見てノートとってる勉強の仕方が主なので、本番(現場)を意識して勉強するのがあまりできてない状況なので、早くできるように頑張りたいと思います。

デキレジ(デキる研修医)になろう!~一医学生の備忘録~

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